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◆◇ 〜為替王アカデミー・教材購入者限定Q&Aメルマガ〜 ◇◆
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こんにちは、為替王アカデミー事務局です。

『外国為替必修講座 〜現役外資系ファンドマネージャーが初めて書き下ろす、
個人投資家のためのFXバイブル〜』をご購入頂きまして、誠にありがとうござ
いました。

本教材ご購入者向け特典のひとつである『教材購入者限定Q&Aメルマガ』の
第3号をお送りいたします。

皆様の資産運用のお役に少しでも立てることを願っております。

では、早速お楽しみください!!



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≪Question No.4≫
テロ発生時の対応について (From Kさん)
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わたしは為替王ブログを1年ほど毎朝欠かさず見ております。電子出版も即購
入、熟読いたしました。いつもありがとうございます。

この7月からH証券でFX通常トレードを始めました。ドル買いポジションの
みで行っています。50代半ばの男です。資金的には今後は大きな損失を出すこ
とは避けなければなりません。

もし、9.11テロのような事件がUSAで勃発した場合を想定してみてくだ
さい。急激にドルが売られる場合には自分が買いポジションですから、大きな
損失が発生します。テロのニュースと同時に、自分の買いポジションと同じ量
の売りポジションを構築し、このような急場を数ヶ月乗り切ることは一般的に
行われているのでしょうか?

また、このようなドル売りポジションを追加することで窮地を脱し、逃げ切れ
るものなのでしょうか?

それと申しますのも、わたしは安定的な収入が途絶え、今月からFxでの生活
を始めざるを得なくなりました。スワップポイントのみではなく、M2Jの本
に載っているような50銭幅での小刻みなドル買いドル売りを繰り返し、うま
く稼ぐことも行っています。

ご説明しにくい状況なので、一言ではうまく申し上げられませんがリストラと
似た状況とお考えください。

レバレッジは3から4倍での運用です。多少の乱気流はあるかも知れませんが
GOODなフライト・クオリティーをめざしたいと考えています。

以上がわたしの今の状況です。

為替王さんと心のどこかで、何かの形で接点を持っていたいと思い、感謝の毎
日です。

どうかアドバイスをよろしくお願いします。ありがとうございました。
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≪Answer No.4 (為替王)≫

Kさん、こんにちは。

教材の政策金利についての章などでは、米国同時多発テロ事件以降、米国を中
心としたマクロ経済の流れに変化が生じたと書きました。 しかし、重要な点
としましては、テロ事件直後にすべてが変わったわけではありません。経済基
盤にしても為替レートにしても、徐々に変化が生じたのです。

為替レートは、テロ事件前に1ドル=121円だったのが事件直後に1ドル=118円
台まで急落しました。それでもせいぜい3円程度です。さらに9月下旬にかけて
1ドル=115円台まで一時急落したものの、その後翌月には1ドル=121円の水準
まで回復し、年末にかけてさらにドル高・円安になりました。


本格的なドル安・円高トレンドに転じたのは、テロ事件の翌年の2002年のこと
です。つまり、テロ事件を受けてすぐさま判断しないといけない状況だったわ
けではなく、その後の米国経済ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析をゆ
っくり時間をかけて行う余裕があったということです。

高レバレッジならば、テロ事件直後の為替相場の急変にもそれなりに対処(ポ
ジションを減らすなど)しなければなりませんが、Kさんの場合、レバレッジ
比率が抑制されていますので、その点は、大きな円安の流れが変わるまでは、
現在のスタンスを継続してよいと私は思います。

長期スタンスのポジションから着実にスワップポイントという安定収益を得な
がら、それとは別途、短期売買用の資金も用意して、短期戦略でも収益獲得を
狙うようなスタンスは、まさにKさんがやっておられることだと思いますが、
とてもよいと思います。
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≪Question No.5≫
役立つレポートについて (From ほーねっとさん)
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はじめまして、FX暦3年のほーねっとと申します。

毎日、為替王様のブログを見て勉強させていただき、先日『外国為替必修講座』
も購入させていただきました。

他にも、いろんな書籍を勉強しているのですが、初心者向けのものが多く、も
っと勉強するには、トレーダーやアナリストのレポート(有料・無料共に)で
勉強するしかないのかなと思っています。

そこで、為替王様が推薦できるレポートなどはありませんでしょうか?
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≪Answer No.5 (為替王)≫

ほーねっとさん、こんにちは。

過去のレポートを見れば、それが勉強になるものなのかどうかがすぐにわかり
ます。

たとえば、今年5月ごろ、急激なドル安・円高になりましたが、そのときにもっ
と円高になると書いてあったようなレポートは今後もあまり役に立たないと思
います。ましてや、それまで円安を予想していたのに、ちょっと円高になると
すぐに円高予想に変わってしまうようなレポートはまったく読む価値がありま
せん。その逆も同様です。 つまり、相場が変動したときに、その相場変動に
追随するようなレポートならあまり意味がないということです。事後的な解釈
なら、わざわざレポートを読まなくても相場を見ればわかります。

一方で、信念のようにいついかなるときも円高を予想(主張!?)しているレポ
ートも中にはあると思いますが、そんなレポートは、「円安になるかもしれない
し、円高になるかもしれない」なんて間抜けなことしか書いてないレポートよ
り価値があると思います。

まとめますと、
他人の動向とか、市場の噂とか、誰がどうしたとか、そんなことばかり書いて
あるレポートは役に立たず、筆者の意見がしっかり書いてあるレポートは結果
的に予想が当っても外れたとしても、勉強になります。

私は、他のトレーダーやらアナリストやらのレポートはほぼまったく読まない
ので、正直申し上げてあまり知りません。

人から聞いた話ですが、マネースクウェアジャパンの橘田さんのレポートでは
今年5月頃もドル高・円安をしっかり見通されていたと聞いています。

ほかに、私が直接知っている人では、田中泰輔氏(「はじめてのテクニカル分
析」の執筆者のひとり)は、経済雑誌などで今でもよく拝見しますが、彼のマ
クロ経済分析は秀逸だと思います。
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≪Question No.6≫
テクニカル分析でトレンド把握【教材の第4章3節】について
(From ひつじさん)
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為替王 様

はじめまして、私はFXを始めて1年8ヶ月のひつじと申します。

このたび為替王様のノウハウを拝見させていただきました。
資産を形成するまではスイングトレードで、その後は長期投資を目指そうとし
ていたためオリジナルファンドの項目は大変勉強になりました。

ただ、まずは資産を形成しなければならず、トレンドフォローな取引方法を思
案していました。トレンドフォローでなければ円高の時に何もできないからで
す。テクニカル分析の項目では下記のような項目を推奨しているように見えま
したが、正しい認識でしょうか? 投資は自己責任なので、良いも悪いも言え
ないと思いますが、正しい方向に向かっているかどうか、アドバイスいただけ
ないでしょうか?

∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞
【1】ポイントアンドフィギュアを作成することで、相場の高値と安値を意識
してブレイクアウトポイントを把握する。
【2】ブレイクアウトポイント付近で勢いがある方向を移動平均線を使って確
認する。
【3】フィボナッチ係数をつかってチャートポイント付近の判断を明確にする
(これは私の思いつきです)
∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞…∞

ブログの更新やメルマガ発行などで多忙かと思いますが、お体に気をつけてが
んばってください!

ひつじの"オシムのように"考えながらFXをする様子を記載しています。
もしよかったらお暇なときにお越しください。
http://blog.drecom.jp/bambiandsheep/

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≪Answer No.6 (為替王)≫

ひつじさん、こんにちは。

【1】について
おっしゃるとおりです。
そのほか、目標値算出やトレンド把握も可能です。

【2】について
よいと思います。通常の移動平均線もよいと思いますし、MACDなどで使われる
ような指数平滑移動平均線もいいと思います。

【3】について
P&Fにより、相場の重要なポイントや目標値などが算出できますが、たまに、
レンジ内の細かい相場の動きが捉えにくいことがあります。その際には、過去
の高値・安値からフィボナッチを使って、目処を算出することがあります。


長期投資を目指されているひつじさんとしては、長期トレンドを把握し、その
トレンドについていき、転換した場合はそれを認識しないといけないわけです
が、P&Fは非時系列チャートといわれますが、時間の概念が一切排除されてい
るわけではありません。

価格変化に応じて時間とともに、右にチャートが形成されていきます。したが
ってP&Fチャートで描くトレンドラインにも、抵抗線または支持線としての意
味があります。

私は、2002年初からの円高トレンドが2005年春に転換しつつあると認識できた
のですが、それはドル円の1枠25銭のP&Fチャートがトレンドラインをブレイク
したことからも大きな示唆を得ました。

1枠50銭とか1枠1円などでも、長期トレンドの把握に利用でき、現在の円安ト
レンドが転換するときがあれば、P&Fチャートが教えてくれると思います。
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≪Question No.7≫
P&F【教材の第4章3節】について (From PTさん)
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為替王様 こんにちは

私にとって「外国為替必修講座」のなかで一番の収穫は、ポイントアンドフィ
ギュアの存在でした。名前は聞いたことはあったものの、それほど気にもとめ
てませんでした。早速、ネットでいろいろ検索し、勉強してみました。

しかしある程度、どういうものかは分かったものの、実際にどうやって使った
らいいか悩んでおります。

私が調べた中では、ドル円で言えば、10p刻みにポイントをつけ、30p逆に動け
ば、相場反転、という使い方をしている方がいました。

しかし、ドル円は最低でも40pくらい、今年の平均では一日100pくらいの変動
をしております。すると、10p刻みでは余計なノイズを多く拾って相場反転の
サインばかり出るような気がします。自分のトレードのスタイル(期間や目標
とする値幅など)によってポイントの付け方は変わるとは思いますが、それで
も、デイトレなどの短期投資よりは数日単位の取引の方が向いている感じがし
ます。

今のところ、おなじ順張り指標であるMACDほどには役に立つ感じがしないでお
ります。

そこで質問ですが、「為替王」さまが実際につけているポイントアンドフィギ
ュアの手法、対象としている取引期間、エントリーポイントや、ノイズをなく
す工夫などがありましたら教えて頂ければ幸いです。

よろしくお願い致します。
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≪Answer No.7 (為替王)≫

PTさん、こんにちは。

おっしゃるとおり、1枠(1単位)が小さすぎると、細かい動きまで認識しすぎ
て、大きな流れを見失うこともあります。逆に、1枠(1単位)が大きすぎると
小さな動きが見えなくなってしまいます。

結論としましては、私はプロですので、ドル円だけでも何種類ものチャートを
つけていますが、それにより総合的な判断が可能になります。ただ、一般の方
の場合は、売買スパンに応じたものを軸としていいと思います。

具体的に申し上げますと。
たとえば1枠10銭だと、かなり細かいのでは? という気がします。しかし、
1枠10銭でも売買シグナルの転換(買いシグナルから売りシグナルへ。または
売りシグナルから買いシグナルへ)は、1年間で20回から30回程度。すなわち、
月平均で2回ほどです。もちろんその間にポジションを増やしたり減らしたり
の調整もあるでしょうが、方向(シグナル)が完全に変わるのはせいぜい月に
2回程度しかないわけです。

もちろん、PTさんご指摘のとおり、1枠が小さいとノイズを拾ってしまうこと
もあるのですが、その「だまし」を考慮しても、トータルで考えるとプラスの
成績を上げさせてくれる力があります。 また、他のテクニカル指標や大きめ
の枠のP&Fと併用することでカバーできます。


「デイトレなど超短期の売買よりも数日単位の取引が向いているのでは」
とのご指摘もそのとおりで、デイトレの場合は、毎日の終値をつけているだけ
では間に合いません(日中の動きまで捉えきれません)。
なので、日中足・ティックを一生懸命P&Fチャートに描いて、売買判断を
しているディーラーもいます。
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≪Question No.8≫
P&F【教材の第4章3節】について (From ひろちゃん)
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為替王様はじめまして。ひろちゃんです。

P&Fをかくときに転換枠の値幅をいくらにしていらっしゃいますか?
通貨、日足、時間足などで違ってくるかと思います。

そのあたりを詳しく教えていただけますでしょうか?よろしくお願いします。
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≪Answer No.8 (為替王)≫

ひろちゃん、こんにちは。

No.7のPTさんとの質問とも重なりますので、ここでまとめてお答えします。
まず、P&Fを描くときに転換枠の値幅をいくらにするか? で悩みます。

ドル円の場合、私は、短期は1枠(1単位)を10銭、短中期には20銭とか25銭。
長期には50銭とか1円。が、よいと思います。

ドル円以外については、変動が激しい相場はやや大きめの枠で、変動が乏しい
相場はやや小さめの枠で書くのがよい、と私の経験上そう思います。
実際に描いてみることによって、自分でも「ちょっと枠が大きすぎるかなあ」
とか、「小さすぎたなあ」ということが必ずわかってくるようになります。

私は日足を基本としていますが、大きな流れをつかみたい場合や、投資対象と
はしていないが一応見ておきたい海外の株価指数や金利などは、週足でつけて
いるものもあります。

PTさんのお答えと重なりますが、デイトレの場合は、日足でも間に合わないの
で、数分単位の時間足を描くことが必要になります。
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2006年9月12日
為替王アカデミー・教材購入者限定Q&Aメルマガ第3号でした。

では、次回の発行をお楽しみにお待ちください!!
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